乳幼児のためのつくし園・小学生のためのめばえ園で障害児支援
摂津市立児童発達支援センターは、就学前の乳幼児と保護者の方が通ってこられる摂津市立つくし園と、就学児童のための放課後等デイサービス事業所である摂津市立めばえ園を中心に、発達に課題のあるお子さんを支援しています。対象となるお子さんの豊かな育ちを保障するため、さまざまな事業に取り組んでいます。
つくし園・めばえ園は、同じ建物の異なるスペースで運営しています。
摂津市立児童発達支援センターの3つの機能
1.発達支援
発達に課題のあるお子さん一人ひとりに応じたサービスを提供することにより、発達を保障し豊かな育ちを支援します。
※つくし園では就学前乳幼児の児童発達支援を、めばえ園では放課後等デイサービスを行っています。
2.子育て支援・家族支援
地域におけるお子さんの育ちとご家族の生活をより豊かにするための支援活動を行います。
3.専門療育・支援施設
摂津市における障害児支援のノウハウを有した専門機関としての機能を果たします。
育児力や家庭基盤を支える子育て支援・家族支援
子育て不安を抱えながらの育児では、育児力や家庭基盤が脆弱だったり、そこに問題が潜在していることで困り感が募る上、お子さんの発達が阻害されたり育ちに影響を及ぼしていることも少なくありません。そこで、成長発達に伴い、常にひとりの子どもとしての人格を尊重し、必要な支援に対して利用し得る社会資源やサービスを提供し、暮らしやすい環境を整備していくことに取り組んでいます。
家族が主体性をもって行動できるよう支援していくことで、家族の生活の質的向上につながっています。
児童虐待の疑い等により見守りを要したり、緊急性が高い場合などは、療育が必要なお子さんの通園・日中活動を保障することを優先課題として、関係諸機関で協議対応します。
障がい児支援で培った専門性
障がい児支援のノウハウを生かして、相談支援や保育所等訪問支援など、児童発達支援センターを拠点に各機関と連携しながら、地域におけるよりよい支援を進めています。
お子さんの将来に向けて障がいや発達の課題に対する理解を深めながら方向性をもてるよう、専門的な配慮や広い見地から保護者に寄り添い、ニーズに応えていくことも大事な役割です。多職種で連携をはかり色々な角度からお子さんを捉えると共に、職員個々がお子さんを通して障がいの理解を深め、知識を高めて療育資質の向上を目指しています。
摂津市立児童発達支援センターの「あそび」
身体機能を促すあそび、運動感覚機能を促すあそび、認知・操作を促すあそび、社会性を促すあそびなど、あそびには発達を促すさまざまな要素があります。発達段階に応じた目的を設定し、あそびを存分に楽しみます。
領域 | 目的 | 内容 |
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運動 | 運動機能・感覚機能の発達を促す 粗大運動 協応性・柔軟性・持久力を養う 情緒を豊かにする | 大型遊具(トランポリン・マット・ぶらんこ・吊遊具) 巧技台(一本橋・はしご・すべり台) 乗り物(三輪車・自転車・ビニールカー・スケーター) 感覚刺激(肩車・スキンシップ・水あそび・プール) 園外保育(散歩・かけっこ・公園) |
認知 操作 手先 | 空間・形・色・区別・構成・関係づけなど認知面の発達を促す 道具を操作する 手先の巧緻性を養う 協応性を養う | 絵画制作(クレパス・絵の具・鉛筆) 粘土(油・紙・小麦粉) 紙吹雪・風船・ボールプール・積み木・楽器 ソフトブロック・おもちゃ・はめ板 |
対人関係 模倣意欲 社会性 | 友達と遊ぶ、集団活動 話をする まねをする 役割をもつ ルールを知り、守る | ごっこあそび(ままごと・おにごっこ) あいさつ・手あそび・歌 やりとり・じゃんけん・ゲーム |
施設情報
施設名 | 摂津市立児童発達支援センター |
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場所 | 〒566-0071 大阪府摂津市鳥飼下2-1-4 |
電話 | 072-654-9200 |
FAX | 072-654-9200 |
事業所名 | 摂津市立つくし園 |
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実施事業 | 児童発達支援、障害児相談支援、保育所等訪問支援、日中一時支援事業、くまさん親子教室(摂津市委託事業) |
運営法人 | 社会福祉法人摂津宥和会 |
事業所名 | 摂津市立めばえ園 |
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実施事業 | 児童発達支援、放課後等デイサービス |
運営法人 | 社会福祉法人摂津宥和会 |
情報公開
事業計画・報告
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自己評価結果等
令和2年度
令和3年度
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